WiMAXを解約したとき、「端末は返却しなくていいって言われたけど、これどうしよう…?」と悩む人は少なくありません。
実は、手元のWiMAX端末は、型番や発売時期によって「高く売れる」「再利用できる」「処分するしかない」の3つに分けられます。
この記事では、あなたのWiMAX端末がどのタイプに当てはまるのかを簡単に判別し、最適な次のアクションを提案します。
捨てる前に、ぜひ一度チェックしてみてください。
1. まずは手元のWiMAX端末を確認しよう
端末の裏面や設定画面に記載されている「型番」を確認しましょう。この型番が、端末のポテンシャルを判断する上で最も重要な情報となります。
特に重要なのは、「NSA」(Non-Standalone)と「SA」(Standalone)のどちらに対応しているかです。この違いが、端末の将来性や価値を大きく左右します。
2. まだ売れる端末(中古市場で需要あり)
発売が新しく、特にSA対応の端末は中古市場で高い需要があります。
- 対象機種例
- X12 / L13 / DOCK01(SA対応)
- X11 / L12(比較的新しいNSA対応)
売却がおすすめの理由
これらの端末は、最新の通信方式に対応しているか、あるいは比較的新しいため、フリマアプリや中古ショップで数千円から数万円で売却できる可能性があります。
付属品(箱、ケーブルなど)が揃っていると、さらに高値で取引されやすいです。
3. まだ使える端末(再利用向き)
5Gに対応していても、発売から少し時間が経ったモデルは、売却よりも再利用の方が賢い選択かもしれません。
- 対象機種例:
- SCR01(Galaxy 5GモバイルWi-Fi)
- L11
再利用がおすすめの理由: これらの端末は、NSA方式に対応しており、4G LTE回線との互換性が高いため、他社の格安SIMを挿入してモバイルルーターとして再利用するのに適しています。
賢い使い道
- SIM差し替えでモバイルルーターとして使う
- 自宅の固定回線が使えなくなった時のバックアップ
- 家族用や旅行用の予備Wi-Fi
4. 古すぎて厳しい端末(売れにくい・再利用困難)
発売から5年以上経過した古いモデルは、残念ながら売却や再利用が難しいことが多いです。
対象機種例
- W06やWXシリーズなど4G専用モデル
処分がおすすめの理由
これらの端末は5G非対応であるため、通信速度やバッテリーの劣化リスクが高いです。また、対応周波数(バンド)が限られており、他社のSIMを挿しても繋がりにくい可能性があります。
処分の方向性: 個人情報の完全消去後、小型家電リサイクルや家電量販店の回収ボックスを利用して適切に処分しましょう。バッテリーは発火リスクがあるため、自治体のルールに従って正しく廃棄することが重要です。
端末別まとめ(早見表)
まとめ
手元のWiMAX端末が「まだ売れるのか」「再利用できるのか」「処分すべきか」を見極めることが、解約後の第一歩です。
SA対応機は「資産」として売却や再利用が期待できますが、古い4G機種は「処分対象」と割り切るのが賢明です。
解約後も端末をどう活かすかで、ムダな出費を防ぐことができます。この記事を参考に、あなたのWiMAX端末のセカンドライフを考えてみましょう。
