[本記事はhi-hoのPRを含みます]
コロナ禍による働き方の変化に伴い、これまでよりもインターネットを利用する頻度が増えてきました。
そんな中、更なる通信品質の向上を求めて、10ギガ対応の光回線が普及しつつあります。
ですが、「10ギガってこれまでの光回線とどう違うの?」「10ギガの光回線を利用するメリットって何?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、10ギガ対応の光回線の概要やメリット・デメリット、及び10ギガ通信に対応しているWi-Fiルーターを紹介しています。
ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
- 「10G」という言葉を聞いたことがあるが、具体的な内容までは知らないという方
- 10Gのメリット・デメリットを知りたい方
- 10G対応Wi-Fiルーターの選び方を知りたい方
そもそも「10G」って何?
「10G」とは、インターネットを利用する際の最大通信速度が「10G(10Gbps)」で利用できるサービスを指します。
これまでは1Gが一般的だった光回線ですが、10Gの光回線は最大通信速度が1Gの10倍あります。
ただし、最大通信速度とはあくまで技術規格上の最大値であり、実際の通信速度ではないという点に注意が必要です。
10Gのメリット
まずは10Gのメリットから解説します。
10Gのメリットには、以下の2点が挙げられます。
順番に見ていきましょう。
-
通信速度が圧倒的に早くなる
-
同時接続しても安定しやすい
通信速度が圧倒的に早くなる
光回線の最大通信速度が10Gbpsになると、実際の通信速度も圧倒的に速くなります。
スポーツ観戦やオンラインゲームなど、リアルタイムが求められるシーンでは特にメリットがあります。
同時接続しても安定しやすい
最大通信速度が速くなると、複数の端末を同時接続しても安定しやすくなります。
家族が同時にそれぞれオンラインゲームや動画視聴をすると通信量が多くなってしまいますが、10Gであればお互いがストレスなくインターネットを楽しむことができます。
10Gのデメリット
次に、10Gのデメリットについて見ていきましょう。
10ギガには以下のようなデメリットがあると言えます。
-
提供エリアが限られる
-
開通工事が必要になる
-
通信機器を揃える必要がある
提供エリアが限られる
2024年現在、10Gプランが提供されている地域はかなり限定的です。
戸建住宅で提供されているエリアでも、集合住宅では利用できない場合があります。
集合住宅提供エリアでも、10G光回線が導入されていない建物では利用できません。
開通工事が必要になる
今まで光回線を利用していても、10Gに変更する場合は工事が必要になります。
これまでの光回線と10G対応の光回線では、対応する設備自体が違うからです。
しかし、10Gプランを提供している多くの光回線事業者が、月額料金から工事費相当額を割り引く形で実質無料にしています。
通信機器を揃える必要がある
光回線が10Gプランになったら、自宅の機器や配線も10G対応のものに更新する必要があります。
ONUなどの機器がこれまでの光回線までしか対応していないと、最大1Gでしか送受信できないためです。
NTTが提供している光回線の場合は、10G対応無線LANルーターがほとんどの場合レンタルで提供されます。
10G対応Wi-Fiルーターの選び方
10G対応の光回線を引き込んだとしても、10G対応のWi-Fiルーターを用意しないと無線環境での通信は実現しません。
ここでは、10Gに対応しているWi-Fiルーターの選び方のポイントを解説します。
選び方のポイントは以下の8点です。
-
同時接続台数を確認する
-
アンテナ本数を確認する
-
v6プラス対応可確認する
-
CPUコア数を確認する
- 有線LANポート数を確認する
- その他の便利機能を搭載しているか確認する
- 戸建の場合はメッシュWi-Fiも検討するLANケーブルも10G対応の製品を選ぶ
同時接続台数を確認する
10G対応Wi-Fiルーターを選ぶ際には、同時接続台数を確認しましょう。
Wi-Fiルーターはそれぞれ快適に使用できる同時接続台数が決められており、性能以上の機器を接続すると、十分な速度が出ない可能性があります。
パソコンやスマホ、ゲーム機など、接続したい台数をあらかじめ把握したうえで購入することが大切です。
これから新たに機器が増えることも想定し、同時接続台数に余裕のある製品を選ぶようにしましょう。
アンテナ本数を確認する
10G対応ルーターに搭載されているアンテナの本数を確認することも大切です。
アンテナ本数が多いモデルほど優れた通信速度が期待できます。
アンテナ1本の場合と2本の場合での通信速度を比較すると、理論上で約2倍もの差が生じます。
通信速度を重視したい場合は、アンテナの数が多いモデルから探してみてください。
v6プラス対応かどうかを確認する
NTTが提供するフレッツ光などのインターネット回線を利用している方は、Wi-Fiルーターがv6プラスに対応しているかも確認しましょう。
v6プラスとは、IPv6とIPv4の両方を利用可能なインターネット接続サービスのことです。
通信速度にこだわりたい場合は、v6プラスの利用がおすすめです。
現在インターネット回線を使用されている場合は、ぜひチェックしてみてください。
CPUコア数を確認する
10G対応Wi-Fiルーターを選ぶ際には、ダブルコアやクアッドコアなどのCPUコア数も確認しましょう。
搭載されているコア数が多いほど、より素早い処理を行えます。
接続台数が多いときでも安定したパフォーマンスを発揮しやすい他、通信速度の向上やゲームプレイにおける遅延の軽減が期待できます。
同時接続台数が多かったり、通信に負荷がかかりやすい作業を行ったりする場合は、Wi-Fiルーター選びの比較材料にしてみてください。
有線LANポート数を確認する
有線LANポートの搭載数も10G対応Wi-Fiルーターを選ぶ際に大切な要素のひとつです。
有線LANポートは、無線に対応していない機器や通信速度を維持したい機器などを接続したい場合に重宝します。
直接LANケーブルでつなぐ分、安定した通信が実現可能となります。
無線での同時接続台数だけでなく、有線で接続したい台数もあらかじめ計算に入れておきましょう。
その他の便利機能を搭載しているか確認する
バンドステアリング機能
バンドステアリング機能とは、電波が遠くまで届く2.4GHz帯と、速度の速い5GHz帯の周波数帯を自動で切り替えてくれる機能です。
回線の混雑状況に応じて接続が切り替わるため、快適なネットワーク環境を維持できます。
バンドステアリング機能を搭載したモデルを使用すれば、より快適なWi-Fi通信が可能になると言えるでしょう。
ビームフォーミング機能
ビームフォーミング機能とは、対応する端末を自動で検出して、集中的に電波を照射する機能です。
360°全方位に電波を飛ばす従来の機器よりつながりやすく、実効速度と安定性の向上が期待できます。
接続したい機器の距離がWi-Fiルーターから遠かったり、障害物があったりなどで電波が届きにくい場合に便利な機能です。
戸建の場合はメッシュWi-Fiも検討する
戸建でWi-Fiルーターを使用する場合は、メッシュWi-Fi対応モデルがおすすめです。
メッシュWi-Fiとは、複数のアクセスポイントを設置して、網目状にネットワークを張り巡らせる仕組みのことをいいます。
通信経路のどこかで障害が発生した場合でも、その地点を迂回して正常な通信をサポートするため、間取りが複雑な戸建でも安定した高速通信が利用可能です。
LANケーブルも10G対応の製品を選ぶ
ONUとWi-Fiルーターを接続する場合や、Wi-Fiルーターとパソコンなどの通信機器を有線接続する場合は、LANケーブルの最大通信速度の確認も必要です。
LANケーブルの規格はカテゴリー5eからカテゴリー8の5つに分かれており、カテゴリー6A以上のLANケーブルであれば、最大通信速度が10G以上になります。
10Gの効果を充分に発揮させるためには、カテゴリー6A以上のLANケーブルを選ぶ必要があるため、LANケーブルの規格も確認しておきましょう。
まとめ
10G対応の光回線には、通信速度や安定性の向上が見込まれる反面、提供エリアが限られていたり、新たに開通工事が必要になったりするというデメリットも存在します。
10Gが浸透するまでは時間がかかりそうなので、まずは今の光回線でより通信品質の高い環境を作っていきましょう。
10Gまでは必要ないものの、よりコストパフォーマンスの高いWi-Fiプランをお探しの方は、hi-hoの「モバイルコース WiMAX+5G ネクスト」がおすすめです。
工事不要で届いたその日から使用可能で、データ容量も無制限で使うことができます。
月額費用も毎月一定の3,870円(税別・端末代別・13ヶ月目以降は4,490円)なので、データ容量を気にする必要がありません。
この機会にぜひ検討してみてください。
\今すぐhi-ho モバイルコースWiMAX+5G NEXTをチェック♪/